貯金をしたいけど、気が付くとお金が無くなってて全然貯金が出来ない・・・。
そんな人には『財布貯金』がおすすめです。
財布貯金とは文字通り、貯金箱や銀行口座ではなく財布の中に貯金をすることです。
貯金0円
『そんなことでお金が貯まる訳ないじゃんw』
貯金0円
『それなら貯金箱とか口座に貯金する方が良くね?てゆか同じじゃね?』
と思う人もいると思います。
しかし、財布貯金は単純にお金を貯めるというだけではなくお金に対する意識を変える効果があります。
茸道もこれまで貯金をしたくても全く出来ないダメ人間でしたが、財布貯金を実践するようになってから、少しずつお金が貯まるようになってきました。
この記事では財布貯金をするとお金が貯まりやすくなる理由や考え方、具体的なやり方をお伝えしたいと思います。
この記事は
- 貯金をしたいけどなぜかお金が貯まらない。
- 直ぐに出来る簡単な貯金方法を知りたい。
- 財布貯金をするとなぜお金が貯まるようになるのか知りたい。
- とにかくお金持ちになりたい。
という人向けの記事となっています。
財布貯金は今すぐに始められる貯金方法ですので、当てはまる人はこの記事を読んで是非実践して欲しいと思います。
『なぜかお金が貯まらない』という人にこそ財布貯金がおすすめな理由
こうすればお金が貯まる、といった貯金のノウハウは本屋やネット上にたくさん溢れていますが、それらを表面的に実践したところで貯金はなかなか増えていきませんし、長続きしません。
大切なのはお金が貯まらない人がお金を貯められるようになるためにはお金に対する潜在的な意識を変えていく必要があるということを知ることです。
この財布貯金は実際にお金を貯めるということと並行して『お金に対する意識を変える』という目的があります。
では、お金が貯まらないという人の考え方とはどういったものなのでしょうか?
お金が貯まらない人の考え方
お金が貯まらない人は『お金があるから使う、お金が無いから使わない』という考え方をしている場合が多いです。
これを当たり前と思うかもしれませんが、この考え方をしているうちはお金を貯めることは出来ません。
これに対して、お金持ちや、キッチリと貯金が出来る人というのはお金があろうが、無かろうが本当に必要なものであればお金を使うし、必要でないものには使わないという考え方をしています。
つまりお金がある無いに関わらず、今の自分に『必要なものと不必要なもの』を精査する冷静な視点を持っているという訳です。
アナタは『給料日だからパーッと行こう!』という気持ちになったことはありませんか?
もちろん、月に一度のお給料日は嬉しいものですし、テンションが上がる気持ちは解ります。
しかし、そうなってしまうのは『お金があるから使う、お金が無いから使わない』というマインド(考え方)が根底にあることを自覚することが大切です。
給料日前になると必ずお金が無くなっている・・・というのも同じことです。
給料日だろうが、給料日前だろうが、必要であればお金を使いますし、必要で無ければお金を使わない。こうしたマインドに無意識レベルで変えることがお金が貯まるようになる第一歩です。
財布貯金は、こういったマインドを変えるために非常に有効なのです。
毎日見る財布の中にお金を入れておくことの意味
普段の生活の中でお財布の中身を見る機会って多いですよね。
その時、アナタは財布の中身が多い少ないによって気分が変わっていませんか?
『あれ?昨日まで1万円あったのにもう2,000しか無いや・・・(´・ω・`)』とか(笑)。
例え『使わないと決めたお金』であっても、財布を見る度に千円札が複数枚入っているのを見るだけで、心に余裕が生まれます。
最初は、お財布にお金が入っていると使いたい欲が沸いてしまうかもしれませんが、そこは小さい我慢です。
そして、その出費が本当に必要か、必要でないかを冷静に判断出来るようになってくるのです。
財布の中身をスッキリ整理しておくべき理由
財布の中に使わない割引クーポン券やレシートがごちゃごちゃに入っていませんか?
これは、色々な貯金ノウハウ本やブログでも書かれていることですが、不要なレシートやクーポン券は捨てるなどして、財布の中身はなるべくスッキリ見やすいように整理しておきましょう。
財布貯金している千円札が居心地が良い財布内環境を作るといったイメージですね。
あまりにも古くてボロボロの財布を使っているという人は財布貯金を始めることをキッカケにして新しい財布に買い替えるのも良いかもしれませんよ。
財布貯金には長財布が良いとも言われていますが、綺麗に整理されたお財布であればそれほどこだわる必要は無いと思います。
しかし、折り畳み財布だとお財布を開く度に中のお札が折れたり擦れたりして傷みやすくなるので、なるべく財布を開く時やお金を取り出す時は丁寧に優しく扱うようにしましょう。
それが面倒くさいと思う人や、毎日見るお財布の中にあるお札が綺麗に真っすぐ揃っている方がなんとなく気持ちいいと思う人は長財布の方がその効果は高くなります。
銀行口座や貯金箱にあるお金は『目に見えない』
『銀行口座にはお金あるし!』という人もいるかもしれませんが、銀行口座にあるお金は目に見えないため、意識に響きにくい面があります。
例えば、財布貯金をしていない状態で財布に千円札が一枚ある状態で『ちょっとコーヒーでも飲むか』と思った時に『まだ、口座にお金あるし別にいいや』と気にせずに最後の千円札も使ってしまうでしょう。
しかし、『これは使わないお金』という意識があればそこでちょっとした我慢が出来るかもしれませんよね。
これは、あくまでも小さな例ですが、そういった積み重ねが少しずつ意識の変容をもたらします。
先ずは、財布の中に見える現金をキープして『お金はあるけど使わない』という感覚を意識に染み込ませていきましょう。
もちろん、口座貯金を併用して行うことでさらに貯金体質に変わるスピードは速くなります。
財布貯金の具体的なやり方
では、実際に財布貯金のやり方について説明したいと思います。
ただ財布の中にお金を貯めていくだけのことなのでここまで読んでくれた方にやり方の説明は不要かもしれませんが具体的な財布貯金のやり方例とポイントをお伝えしたいと思います。
先ず最初に、仕切りがあって数種類のお札が入れられるポケットがある財布を用意します。
お財布の仕切りのポケットの一か所を『使わないお金を入れておく場所』に決めます。
そこに千円札を自分のペースで入れていくだけです。
必ず、使っていいお金と使わないお金を分けて違うポケットに入れて下さい。
目安としては自由に使っていいお金の10分の1ぐらいを財布貯金に回していきます。
生活にそれほど余裕が無い状態で、『よし、1万円を使わないお金として入れておこう!』と決めてもそのお金を使わないでいることは難しいと思います。
もし日払いの派遣バイトで1万円の給料を受け取ったら、その一部1000円を財布の使わないお金専ポケットに入れます。
絶対に無理した金額を入れてはいけません。
というのも500円玉貯金と同様、お財布貯金でいちばんやってはいけないのは『自分で決めたことが出来ない』という失敗体験を繰り返してしまうことです。
少額でもいいので絶対に使わないお金として出来る範囲でポケットに入れていきます。
千円札が10枚になったら1万円札に両替したくなると思いますが、そのまま1000円札を増やしていきましょう。
財布貯金にはなぜ千円札がいいのか?
どうして、1万円札ではなく千円札がいいのかと言うと単純に毎日たくさんの数のお札を目にする方が効果が高いからです。
『それ、千円札10枚でも、1万円札1枚でも同じことじゃね?』
と思うかもしれませんが、潜在意識からすると『見た目の数』というのは非常にインパクトが強く、『お金がある』という感覚が強くなります。
千円札が20枚を超えた時点で10枚分を1万円札に両替しておくようにしましょう。
例えば、財布の中のお金が22,000円になったら1万円札と千円札が12枚の状態にします。
お財布の中で使わずに2万円以上の現金が常に入っている状態が数か月間キープ出来て、且つそれが当たり前の状態になる頃にはそれなりに意識の変容が始まっています(油断は禁物ですが)。
3万円近くなったら、1万円ずつ銀行口座に移して、お財布の中には常に2万円以上3万円未満のお札が入ってる状態にしておきます。
これは、単純に財布を落としてしまった時や無くしてしまった時のリスク回避なので、財布を落としたり無くさない自信がある人はもっと多くの現金を財布に入れておいてもかまいません。
毎日目にする現金が多ければその分効果も高くなります。
ただし、『財布にお金を多めに入れておく』ということではなく『絶対に使わないお金が財布に入っている』ことが重要であることを留意して下さい。
【まとめ】財布貯金でお金に対する意識を変えてお金持ち体質になろう!
- 複数枚のお札が常に財布に入っている状態にする。
- 財布の中の不要なレシートや割引券は捨て綺麗にしておく。
- 無理はせず出来る範囲で確実に財布の中のお金を増やすことを意識する。
お金に余裕が無いから使わないお金を入れておくのは無理!という人もいるかもしれませんが、
最初のうちは2,000円でも3,000円でも構いません。
必ず節約出来るお金があるはずですし、やってみるとそれほど難しいことでは無いことが判るはずです。
とにかく出来る範囲で使わないお札をお財布に入れておく習慣を作ることが大切です。
オカルト的な話をするつもりはありませんが『お金はあるところに集まる』ってよく言いますよね?
あくまでも、ここに書いた財布貯金のやり方はひとつの例であり、大切なポイントはお財布に使わないお金を一定額入れておくこと、そして財布にお金が入っていても入っていなくてもその出費が本当に必要かどうかを冷静に考える視点を持つということです。
楽しみながらお財布貯金をして、お金が貯まる財布にしていきましょう!
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